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組織の悩みは世界共通?(ブックレポート)

組織ピラミッドのトップを務めるのはそれほど充実した仕事ではない、ということだ。

身なりは立派で自信がありそうに見えても、大企業のリーダーたちの生活は静かな苦しみにつつまれてもいる。

とてつもなく活発な活動が、むなしい心の奥底を懸命に隠そうとするみじめな努力であることも少なくない。

パワーゲーム、政治的な駆け引き、内部抗争が相次げば、だれもがまいってしまう。

トップでも底辺でも組織はエゴを追い求めるという終わりのない努力をする場になっており、人々は心の奥底に抱いている情熱を十分に発揮できないのだ。

“ティール組織ーーマネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現” はじめに 新しい組織モデルの出現 より

 

感想ーーー

この部分を読んだ瞬間、「ああ、組織に対してなんとなく抱いている感覚が

見事に表されている。」と感じました。

私は日々、ステキな組織を作りたいと四苦八苦しています。

ところが、作りたい想いと作れる能力にはギャップがあります。

時々、組織を離れる方がいて、

(ああ、この人にとって有意義な組織を私は作れなかったんだなぁ)

って思うことがあります。

お互いに能力を存分に発揮し合える組織でありたいと思い、

きっかけとして「みんなで食事いかない?」と投げかけるものの

だーれも行かないなんてことも多々あり、

一人でさみしく食事するなんてこともしばしば。

組織って難しいなぁ。この書籍にはほかにどんなヒントがあるんだろう?

 この後展開される次世代型組織がどんなものなのか気になります。

 

あなたも素敵な組織を模索しているようであれば是非!

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