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クローズドクエスチョンで会議を効率化。(ブックレポート)

クローズドクエスチョンとは、(中略)わかりやすくいえば「Yes/Noで答えられる」質問を意味する。

◆論点の確認として
「すみません。今の論点は○○です。おわかりですよね?」

◆進め方の相談として
「そろそろアイディアの絞り込みに移りましょうか?」

◆発言の確認として
「おっしゃりたいことは○○ということですよね?」

発言の確認は上記のように言い換えるところがポイントであるが、
抽象的な発言は「たとえば」と具体例を挙げ、
具体的な発言は「要するに」や「つまり」と要約することで
全参加者で共有しやすくする。

『会議ファシリテーションの本』(桑畑幸博:著)p68

 

 

全参加者で共有しやすくする工夫はふんだんに盛り込みたいところですが、
発言の明確さや的確さ、また受取り手の理解度や理解スピードは
人によって物凄く差があるとちょくちょく実感します。
そんなわけで、クローズドクエスチョンをはさみながら議論を進めるという
今回の3つのポイントは役に立つなぁと思うわけですが、

私なりのアイディアを加えるのであれば
「あなたの事を大事にしていますよ」
という心構えで発言し、また受け取るということです。

質問って、相手に答えを要求するということでもあるので、
答えさせているという上から目線の状態を作ってしまうなぁと思うわけです。
悪意があると誤解されてしまうと進む議論も進まないですね。

相手を尊重する心構えがあるだけで、
まったく同じ質問を投げかけても
とげとげしさ(もしくはやわらかさ)が口調に表れ
受け取り手の印象が変わると思うんです。

早速今日、試してみませんか?

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