4つの組織モデルとその比喩
衝動型(レッド)組織–オオカミの群れ
順応型(アンバー)組織–軍隊
達成型(オレンジ)組織–機械
多元型(グリーン)組織–家族
人はある特定の瞬間に、ある一つのパラダイムに「基づいて活動している」
いつ、どのようなときでも、さまざまな段階の組織のさまざまな人々が日々活動し、
互いに交流しているのだ。
私たちがエゴに埋没していると、外的な要因によって判断が左右されがちになる。
衝動型の観点では、自分の欲しいものを獲得できる判断こそが正しい。
順応型では、判断を社会規範への順応度に照らして考える。
達成型では、効果と成功が判断の基準だ。
多元型の場合、帰属意識と調和を基準に判断される。
進化型では、意思決定の基準が外的なものから内的なものへと移行する。
つまり、「この判断は正しそうか?」「私は自分に正直になっているか」
「自分がなりたいと思っている理想の人物は同じように考えるだろうか?」
「私はこの世界の役に立っているだろうか?」を重視する。
“ティール組織ーーマネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現”
感想–
仕事柄、さまざまな経営者や組織と接する事がありますが、
振り返ると、それぞれに4つの組織モデルのどれかが当てはまるように感じます。
また、衝動型、順応型、達成型には特に魅力を感じません。
ますます、進化型とは何か、それを実現できるのか、が気になります。