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より多くの患者さんが元気になるために、寄り添う医療者さんの元
気が欠かせない!元気、それは生き生きとした生命感、ということ
で医療者さんが生命感をパッとセットできるような配信をします。
感動した時とか自己成長を実感した時とか、自分の枠を出たときの
刺激は元気を生み出しますよね。そんなところを軸に展開していま
すが、さてさて、今日のお題はー・・・
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安心離床支援器パセットウォーカー presents
医療者と 生命感を パッとセット
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新年あけましておめでとうございます。
あっという間に1/6ですが、年末年始は充実していましたか?新
たにスタートの1年、私はこのブログ、メルマガを始めるきっかけ
になった安心離床支援器パセットウォーカーの開発について、初心
を振り返り、改めて今後どうしていきたいのかを整理しました。
結論から言うと、「医療者のサポート役を通じて、患者の心からの
元気に貢献していく」ということです。
医療分野に携わるようになり、国内医療の発展は安全であることを
前提に、いかに回復効果を高めていくか、という方向性があると感
じています。先端の器具や技術は日進月歩で開発されていますし、
効果や性質を数値で見える化でき、誰から見ても一目瞭然というこ
とが当たり前となっていますね。
一方で、医療者の心遣いやおもいやりは、患者本人の自発的な回復
に影響する面は確かにあるのに数値で表しにくく、技術革新が期待
されているAIにも替えることのできない貴重な人の力だと思います。
私は後者をサポートしていきたい。
例えばですが、いくら効果的だからって、必要最小限の看護師が病
棟の多くの患者を看るのはとても大変なことだと思うんです。
数値で効果が明確にできる看護、やるべきと決まっている看護以外
に、心遣いや思いやりの入る余地ができるだけあって欲しいと思い
ます。それを実行するには、患者を一人一人尊重することが求めら
れるはずなので手間がかかることでしょう。
だからこそパセットウォーカーは、医療者が離床時の器具をパッと
セットできることと、患者のやる気がパッと明るくセットできるこ
とを目指して開発をしました。
さて、冒頭の初心ですが、それはつまり原体験やコンセプトの事で
す。ホームページ上でも触れていますが、親戚の叔母のお見舞いか
ら始まりました。
叔母は雑誌のデザインやレイアウトの仕事をしていました。その美
的感覚だけでなく、料理も得意だし、お宅にお邪魔すると大抵お知
り合いが遊びに来ているような、感性が豊かでおおらかで笑顔の絶
えない方でした。
当時、私はWEBデザインに興味があり、専門書籍に載っている素敵
なサイトの色彩や構成についてよく会話したことを覚えています。
そんな彼女が入院したと聞き、ある年の夏お見舞いに行きました。
ベッドの上で、沢山の器具がつながった状態、(たしか点滴や輸
液ポンプだったと思います。)にもかかわらず、笑顔で迎えてく
れました。
面会スペースへの移動には看護師さんのサポートが必要で、点滴台
に幾つもの器具をくくりつけてもらい、そろそろと歩き出す叔母。
ただ、ベッドに戻る際にはうまく歩くことができず、車椅子に座り
点滴台を支え、後ろから押してもらう状況でした。
後から知ったことですが、早期回復のためには手術直後から痛み止
めを飲んででも歩行訓練するほど、歩くことは大事なんですよね。
「元気になるために歩くべきなのに、治療の器具が邪魔して歩きに
くいなんて、本末転倒じゃないか」
そう思ったところから、何か力になれないかと考え、行動に移して
来ました。
幾つかの病院でご協力いただき、現場の見学やヒアリングをすると
ころからスタートです。そこには献身的に医療に従事する看護師さ
ん方がいました。ただ、状況次第では緊迫するし、とても忙しく、
足腰にも負担がかかっているようでした。
叔母の回復に直接手間をかけてくれるのは医療者の方々。だからこ
そ叔母だけでなく、医療者の彼ら彼女らにもお役立ちとなる器具を
作りたい。
そんな思いが徐々に強くなり、それは開発過程のさまざまな迷いや
不安を取り除く芯となり、まさしくコンセプトとなってきました。
結局のところ、退院から程なくして叔母は他界し、発売となったパ
セットウォーカーを使って貰うには至りませんでした。
ただ、いつだって病院には誰かにとって大切な方が入院しています。
安心離床支援器パセットウォーカーはその支えとなれば嬉しいです
し実際に使ったことで、「パセットウォーカーじゃなきゃ歩行訓練
できなかった」というお声をいただけるようにもなりました。
叔母には沢山の発見や学びをいただきました。それは私にとって活
き活きとした一時であり、些細なことも含めて思い出したときには
生命感のエネルギーとなっています。
このブログ、メルマガである「医療者と 生命感を パッとセット」
も併せて、2020年、今年もますますお役立ていただけるよう頑張り
たいと思います。
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私は仕事柄、立ち仕事が多いのですが、知らず知らずのうちに疲労
がたまることってありませんか?そんなときは、アキレス腱や股関
節のストレッチが有効ですよ。
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