安心離床支援器 PASETWALKER 詳細

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 ◆病棟で特に避けたいこと 

病棟での転倒事故、ヒヤリとした経験、事例はありませんか?

実際に患者さんが転倒されると、骨折ともなればQOLを一気に低下させるでしょう。
入院期間が長くなることもあるでしょうし、高齢者ともなれば回復しても体の可動域が狭まり、
元の生活に戻りにくくなります。

次の転倒につながる可能性もあり、家族からの病院への信頼も心配です。

現場スタッフにとっても、患者さんの回復のために仕事に尽くされるので
“あのとき見守っていれば…”という思いが残りかねません。

患者さん、ご家族、医療従事者や病院まで、転倒事故は大きな影響を与えることになりますので
決して他人事ではないことでしょう。

転倒は実質番目に多い事故種別として位置づけられています。
公益財団法人日本医療機能評価機構による医療事故の分類集計(2023)より
1番はその他に該当する、治療・処置の実施に関して、主たる項目に該当しない多様な事例数であるため。

 

常時300人規模の入院患者を受け入れる病院であれば、

年間287件にものぼる転倒事故が生じる計算になります。
公益財団法人全日本病院協会の診療アウトカム評価事業(2018)を元に算出。

 

特に歩行がおぼつかない手術直後の患者さん
安心の歩行を実現するための製品、それが
安心離床支援器パセットウォーカーです。

実際に医療安全の視点から役に立っているとの
レビューもいただいております。

 ◆なぜパセットウォーカーが役立つのか 

通常の術後歩行

こんな風に手術直後の歩行をより確実に行うにはさまざまな器具とそれを
支える医療従事者が数名、そして患者さんに注意を向け続ける必要があります。

ですが、そもそも点滴台は決まった場所で点滴をするための道具であり、
歩行の道具に適していません。患者さんが点滴台を掴むと
・視界の前が遮られる
・台座が出っ張っているため歩くには足が当たりやすい
・車輪が小さく、ちょっとした段差に引っ掛かりやすい
・グリップが片手用であるため、支持に向かない
・重心が高くなり、不安定

さらに、多くの現場では吸引器を紐で括り付ける場合もあり不安定さが増します。

パセットウォーカーで起こる変化

安心離床支援器パセットウォーカーは安心の術後歩行を実現するために工夫されています。
・点滴棒が患者の真正面に来ないので視界が広い
・土台の設計により患者さんの足運びに余裕がある
・車輪が大きく、段差も楽々乗り越える
・グリップは両手で掴めるため、体を支えやすい
・重心が低くなるよう設計されているので安定している

        

さらに、術後の歩行では医療従事者にとって準備や片付けも労力になります。
   
その点、パセットウォーカーは吸引器も酸素ボンベも楽に載せられるように設計されています。

これらの特徴から、離床時に特に役立つということで、日本離床学会の書籍にも掲載されることとなりました。

 ◆書籍掲載実績 

             

日本離床学会 実践!離床完全マニュアル2 初版2018/12/11
(86ページに安心離床支援器パセットウォーカーは掲載されています。)

 

現在では北は石川県、南は沖縄県までさまざまな病院で導入されています。
実際にご使用いただいているお客様の声をご紹介します。

 ◆お客様の声   ( 石川・静岡・沖縄 他 )

・今までより患者さんに注意を向けて、歩行の付き添いができるようになった。

・点滴台にメラを載せるよりもパセットウォーカーに乗せた方が動かしやすくて良かった。

・1台に様々な医療機器がのせられるため、患者さん自身の離床意欲につながったと思う。
看護師も何人も介助で付き添いがつかなくても良かったので業務的にも助かった。

・患者様の自立を支える為の大きな役割を担う器具だと思います。

・安全に移動出来て、段差でもヒヤっとすることが無い。

・固定する道具がカラフルでかわいいと思った。

・安定感がありシルバーカーのように使用することができた。

・Nsの手がかからないのは良いと思った。

・安定感があり、離床を促しやすかった。

・心配することなくPtに使用することができた。

・患者さんが点滴台にメラを載せて歩いていたことが問題になり医療安全の面からパセットウォーカーが解決策になりました。

 

また、パセットウォーカーは、術後の歩行を効率よくできるという実績もございます。

 ◆作業改善の効果  ※実例

病床数:480床  看護師数(常勤):340人  製品使用状況:胸水ドレナージした患者さんの歩行 

器具をパッとセットでき、まとめて搭載、安定して歩行できる形状なので付き添いは1人で済み、1回10分の看護師作業が削減できたそうです。

 作業10分×1日10回×週5日×月4週×年12カ月=24,000分=年間400時間
 人件費換算で109万3,750円を見逃し続けるとのこと。

 ※平成29年度人事院統計書を元に算出

 ◆1年のご使用で期待できる費用対効果 

1日1回、30分(準備片付け含む)の歩行を看護師さん2人がかりで月20日実施。

月合計1200分(20時間)、年間なら240時間。

パセットウォーカーは1人の付き添いを想定していますので、年間120時間分を削減可能。

看護師の平均給与が時給2000円弱。(人事院 平成30年職種別民間給与実態調査の結果)

上記を踏まえると、年間で240,000円の削減に相当。

 

 ◆オプションのご案内 

 〇 メディカル簡易固定具 i-bou


コードやチューブを束ねたり、物をひっかけたり、様々な使い方ができる製品です。
アルコール清拭できるので、紐やベルクロなど日用品の流用と違い、
感染対策を踏まえた固定ができます。

サイト内、製品紹介ページへ

メディカル簡易固定具 i-bou

 

 

 〇 チェストドレーンバックホルダー

チェストドレーンバッグを2つセットすることができます。
ホルダー搭載後はバッグを差し込むだけなので手間いらずです。


使用例(バッグを1つ搭載)

 

 ◆使い方動画 

(1分33秒)

(1分9秒)

(1分15秒)

(1分2秒)

(29秒)

 ◆Q & A  

Q.  ハンドルの高さ調整はできますか?

A.  パセットウォーカー(以下PW)のハンドルは最も大事な歩行時の安定性・安心向上のため必要な強度が生まれる固定式となっています。またそのハンドル高さは最も多くの人が使いやすい高さになっています(スーパーの買い物カートでも採用されている高さです)


Q.  大部屋のベッドサイドに置きやすいよう、小さくできませんか?

A.  大きさは安定性という大事な要素を決定します。PWは歩行の安定性、器具搭載の安定性を確保できる最小の大きさとなっています。(床頭台程度)


Q. メラサキューム(低圧持続吸引器)にしか使えないの?

A.  もちろんメラサキュームが使いやすいように作られていますが、離床に必要な酸素ボンベ(専用ホルダー付き)や、輸液ポンプ(パイプ利用)、シリンジポンプ(パイプ利用)、チェストドレーンバッグ(新オプション)などをはじめさまざまな機器が簡単に搭載できるように考えられています。


Q. キャスターのロックやブレーキをハンドル部分で動かせるようになりませんか?

A.  是非、付き添われる医療者様で、前輪ロックをご使用ください。これまで沢山の医療者さんから、患者さんの回復に”暖かい付き添い”が必要であり、患者さんの回復がご自分の仕事の励みになるとお聞きしています。ですので、術後すぐの患者さんとそこに付き添う医療者さんお1人を想定して開発しました。

 

 ◆新しくなったパセットウォーカー 

 ◆搭載物対応表 

※チェストドレーンバッグについてはオプションを追加でご使用ください。

 

 ◆導入プランについて 

パセットウォーカーは、ご利用環境に応じて複数の構成パターンからお選びいただけます。
構成内容によっては、1セットあたりの価格が10万円未満または以上となる場合がございます。

ご希望があれば、お見積りの際に伝票を分けてご提案することも可能ですので、
院内のご予算や会計処理のご都合に合わせた導入がしやすくなっております。

「できるだけ簡単な決裁で導入したい」などのご要望がありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

 

 ◆無料モニター申請書 

下記よりPDFをダウンロードいただき、
必要事項を記載の上弊社にFAXしてください。

PDFダウンロード

その他、お問い合わせはお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

 

追伸

ご時勢柄、医療者の皆様は日々格段の努力で奮闘していらっしゃることと思います。
パセットウォーカーは私の大切な叔母が入院した事をきっかけに開発に至りましたが、
今日も誰かにとっての大切な人が入院しており、医療者の皆様へ感謝に堪えません。
パセットウォーカーを通じて、患者さんや医療者さんのお役に立てれば幸いです。

安心離床支援器 パセットウォーカー 開発者
 有限会社 沼津機工 ヘルスケア事業部代表
    

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